大震災と放射能漏れを通じてわかったこと・12

支配層からすれば、アメリカの関与は当たり前のことかもしれませんが、我々一般人にはなんとも複雑な気分になってしまいます。表面的にはアメリカが協力してくれる事になっていますし、トモダチ作戦でも名声を上げましたので、アメリカから関与されることを拒否することは無いだろうとは思いますが、政権の中枢に食い込んで、しかも日本政府にいろんな事を指示しているわけですから、気持ちの良いものではなく、日本政府もそのような事は隠すに決まっています

小沢さんは反米ですが、菅さんは積極的な親米派とまでも思っていなかったのですが、ここまでいっているとなりますと、ほぼ親米と見て間違いはないでしょう。親米とはいっても積極的な親米ではなく、なんとなくアメリカの庇護に入っていれば自分(政権)にプラスになるだろうという程度のもので、主義主張など無いのだろうとは思っていますが(笑)

そして、そのことは日本の内政にも影響を与えるような感じがしています。つまり、この事件で恐らく菅さんは親米派だろうと判断され、今までどおり日本はアメリカの属国扱いになるわけですし、その反対勢力である小沢さんを一層追い込むだろうことが想像できます

亀井さんは中川昭一さんの兄貴分みたいな方で、やはり反米派重鎮の一人ですから、なんとか小沢さんを守りながら復権できるように努力しているようですが、当たり前ですが親米派はまったく無視してます。いまだに、なんとか追い出そうと画策をしているでしょうが、ここにきてその争いも不透明になってきた感じですね