パーソナリティー

1年近く前から自動車に積んでいるCDチェンジャーの具合が悪く、すでに電源を切ってただの邪魔なお荷物状態となっています(笑)

それまではジャズを流しながら運転をしていたのですが、ここ1年くらいは昔と同じようにラジオを聞きながらの運転ばかりで、田舎に住んでいる事もあり3局ほどしかラジオも入らず、普段はFMフジというラジオばかり聞いています

もちろん、少し山に入ってしまうと、ラジオなどまったく入りませんので、無音走行・・・風の音だけを聞きながらの運転になりますが、普段から音楽や人の声に接していると、無音状態はなかなか寂しいものがあるのですが、最近は無音状態にも慣れてきたところです

3月に職場が移り、それまでは自転車通勤でしたが、今度は駐車場がある職場ですので自動車通勤をするようになり、通勤時の朝晩ともにFMフジというラジオ局を聴いています

特段聴きたい番組があるわけではなく、無音だと寂しいものがあるので、BGM的に放送を流しているだけにすぎないのですが、さすがに長く聴いていますと、パーソナリティーそれぞれの個性もわかってきます

その中でも面白いと感じているのは、JIROさんというパーソナリティーです。最初に聴き始めた頃は、煮えたか煮えないのかハッキリしない人だなと思っていたのですが、良く聴いていると含蓄のある言葉を発したり、清濁合わせ飲んでいるし、右も左も受け入れているし、若い割になかなか落ち着きもあって静かな語り口ではありますが、しっかりとした大人の男のように思っています

若い頃は両極端を受け入れる事ができず、右なら右、左のものは左・・・というような気性の激しい性格でしたが、加齢とともに反対意見や反対の考え方も受け入れられるようになってきました

「歳を取ってくると頑固になっていくもんだ」と一般的には言われていますが、僕の場合、それとは反対で歳をとる毎に許容範囲が広くなっていくように思います。ある意味「無関心」「気力の減退」「あきらめ」ともとれそうなところはあるのですが、昔のような一途さは確実に無くなってきました

ひょっとしたら、一途さを貫いていると、ストレスばかりが溜まってしまいますので、自己防衛能力が働き、反対意見でも受け入れてみたり、自分の力だけではどうにもならない事は諦める事ができるようになった気もしています。これが「大人になる」ということなのでしょうかねぇ(笑)

それとはまったく反対なのが丸山周さんというパーソナリテイーです。話を聴いていると、イケイケドンドンというような性格のようで、頭で考えるよりも先に行動するような話しぶりです。なんとなく感覚派といった感じで、こうも対称的なキャラはなかなか面白く、この二人の放送はいつも楽しみにしています