ガソリン代

ここのところ、価格の安いディーゼル車を乗り継いできたので、燃料代については特に気を配っていたわけではありませんが、こう高くなってしまいますと、ちょっと気になってきます

一番最初ディーゼル車に乗り出した時は、60円/Lくらいで、現在は145円/Lくらいですから、2倍以上に上がっています。それと、軽油取引税だけが上がった時もあったりで、ディーゼル車に乗っているメリットもだんだん薄れてきたように思っています

最近は、昔ほど長距離を走る事は少なくなり、1年間の走行距離は15,000kmくらいでしょうか(以前は20,000kmくらいでした)。もちろん、昨年あたりから燃料が上がってきたので、無駄な走行はしないように心がけたりしている効果も少しはあります

そこで、単純に年間の燃料費を計算してみると次のようになります

  15,000km ÷ 8km/L = 1,875 

となり1,875Lの軽油を消費している事になり、現在の価格が143円としても、268,125円の燃料代が掛かっている計算になります
そこで、268,125円でどれくらいのガソリンが買えるのか計算してみますと

  268,125円 ÷ 163円 = 1,645L 

ガソリンなら1,645L買える計算になります
1年間で15,000km走りますので、1,645Lのガソリンでこれだけの距離を走行する事ができれば、経費的にはまったく同じになり、計算してみますと次のとおりになります

  15,000km ÷ 1,645L = 9.1Km/L

という事で、燃費が9.1Km/Lの車であれば、経費は現在と同じになり、もっと燃費が良ければ今よりもお得になるのです。昔と違って、現在は燃費の良い車も増えていて、10km/L以上走る車も結構ありますので、経済性を重視してディーゼルに乗っている意味が完全にありません(笑)
逆に、燃費の良いガソリン車であれば、そちらの方が経済性に優れている事にすらなります。例えば、燃費が12km/Lの車であれば、1年間の燃料代は次のとおりになり

  15,000km ÷ 12Km/L = 1,250L
  
消費燃料は 1,250L となり、実質の燃料代は 1,250L×163円=203,750円 となり、現在1年間の軽油代が268,125円ですから、今より60,000円以上お得という事になります。1年間で60,000円という事は3年も乗っていれば、200,000円近くの差となってしまいます

7月から、燃料代が10円程度上がることになりますが、このように冷静に計算してみますと、8km/Lしか走らないディーゼル車に乗り続けていくのが、なんだか馬鹿らしく感じてきました(笑)