思い出の楽曲・６
高校生時は皆がロックばかりになっていますので、天の邪鬼な僕はロックから離れて違うジャンルの曲を良く聴くようになりました。それは、R＆B・ブルース・R＆R・ジャズ・フュージョンなどです。特にR＆B系の音楽には嵌ってしまい、当時流行っていたロック喫茶みたいな所に行ってはR＆Bやブルースをかけてもらい聴いていました
その中一番のお気に入りは、なんといってもサム・クックです。オーティスレディングのシャウトにも惹かれましたが、クックの方が何回聴いていても飽きないのが良かったですね。わずか4枚のアルバムしか残さずこの世を去ってしまったのですが、ソウルシンガーとしては淡々とした歌い方ながらも、その存在感は抜群で、すべてのアルバムを買って何回も聴いていた事を思い出します
当時、同じ学校でもサムクックなどを聴いている人はほとんどいなくて、知る範囲では他に1人いただけで、ちょっとマイナーかなとも思われますが、意外と歌手には影響を受けた人が多いらしいです。後年、チェッカーズのボーカルだった藤井フミヤさんが、「OH!! POPSTAR 」という歌を歌っていた時に、あるTV番組で、あなたにとってのポップスターは誰ですか？・・・と質問された時に、藤井さんは「サムクックです」と答えていました。他にも影響を受けた人は多いはずで、生きていれば相当の音楽家になっただろうと言われている人です
ということで、今日紹介する曲はサムクックの a change is gonna come です
