思い出の楽曲・3

中学時代になりますと、周囲の友達はほぼロック専門になり、ビートルズストーンズだけでなく、ブリティッシュロックなども流行るようになり、いろいろなロックバンドを聴くようになったりしました。この頃になりますと、ロックも一律に同じような物ではなく、泥臭いものから洗練されたものがあることもわかり、どちらかというと泥臭い系統のロックを聴くようになってきました。CSN&YoungとかTheBandとかの泥臭くブルース的な香りののするアメリカンロックも好きになりました

それとは逆に、フォーク系の音楽は洗練されたものが好きになっていき、ボブディランがエレキを使い出したものやジョン・デンバーなどもフォークシンガーではあるものの、洗練されていたように思います

また、この時期は第一次ディスコブームみたいなものも始まり、現在のディスコサウンドという程のものではなく、軽いR&Bも流行るようになり、R&Bというジャンルがあるのを知ったのもこの頃だったと記憶しています

国内では、暴走族ブームとなりキャロルが人気になり、ロックンロールもリバイバルで人気が出てきた頃で、ロックンロールを聴き始めたのも、この時期でしたね

この時期、音楽の指向性というのは特に定まっていず、いろいろなジャンルの音楽が耳に入ってきましたが、その中でも一際鮮烈だったのが、ジョンデンバーの Rhymes & Reasonsという曲でした

歌詞の内容などまったくわかりませんが、流麗なメロディーラインとジョンデンバーの声とのマッチングは素晴らしく一幅の絵画を見るような楽曲に仕上がっているように思います。好んで聴いていたというほどではないのですが、耳障りが非常に良く優しさの中にも強さを秘めている感じがして、イージーリスニング的に部屋で流していた曲です

http://www.youtube.com/watch?v=nJQ5c7L_lnA