思い出の楽曲・2
小学生の高学年時代は歌謡曲・演歌などが全盛時代で、美空ひばり・都はるみさんらが活躍していて、ロカビリーブームは既に去っていて、GS(グループサウンズ)が流行り、その後フォークソングブームというのが邦楽の大きな流れとなっていました
洋楽では、既に解散していたのですがやはりビートルズを初めとするロックサウンドがメインになっていて、フォークソングブームとも相まって外国のフォークシンガーも結構人気があったように記憶しています。ロックではビートルズとストーンズが人気の双璧みたいな感じで、フォークではボブ・ディラン、サイモン&ガーファンクルやジョン・バエーズ、PPMなどもそこそこ人気があったように思います
歌謡曲・演歌・GS・ロック・フォークなどを聴いていた小学校高学年時代ではありますが、思い出の曲と言えばいつくか頭には浮かぶのですが、やはり演歌でしょうか(笑)。日本人の血がしっかりと流れているようで、演歌もなかなか捨てた物ではないと常々思っていますし、良い楽曲もたくさんあります
その中で、今日紹介するのは、ディックミネの『人生の並木道』です。演歌なのか歌謡曲なのかは定かではありませんが、ジャンルを超越し日本人の心に残る楽曲ではないかと思っています。いわゆる古賀メロディーの一つなのですが、
ディックミネさんといえば、元々日本ジャズの草分けシンガーであったり、ブルースの歌い手さんでもあったり、また俳優さんでもあり、「旅姿三人男」もなかなか好きな曲のですが、戦後の貧しかった時代を強く生きていこうという、ある種の「希望」をもの悲しいメロディーにのせたこの楽曲はなかなかのものです
20年程前までは、たまにラジオでも流される事があったのですが、最近ではカラオケで歌う人もほとんどみかけることはない、忘れ去られようとしている歌ですが、やはり良い物はいつ聴いても良いと思わされる曲です