カワセミ哀れ

いまだに○○郡○○町という田舎に住んでいますが、勤め先は甲府市内にあります

甲府市内とは言え、勤務しているところは市内でも田舎の方で、甲府盆地の真ん中くらいにあるのですが、近くには農地や河川がありますので、意外と自然相は豊富で、オオタカノスリハヤブサチョウゲンボウなどの猛禽類が、昼休みに外に出ていると見られたり、運が良いとハイタカまで見ることができます

先日などは、敷地内にある桜の木にオオタカの若鳥がとまっていて、ヒヨドリを追う姿も見られました。敷地はフェンスで囲まれていますので、さすがに動物は入ってきませんが、100mも歩けばキツネの巣もありますし、イタチも生息しています。昼休みなどに川の土手を散歩したりしていますと、時には珍鳥と呼ばれている珍しい野鳥にも出会える事があるくらいですから、自然環境は悪くない環境で仕事をしています

職場の敷地内には小さな用水路も流れていてカワセミも見られたり、仕事をしている古い建物では、ツバメやムクドリが繁殖しているという具合で、ツバメが繁殖している時などは、なんとかツバメと仲良しになろうと、毎日毎日少しずつ巣に近寄っていき、1mくらい近寄っても巣に出入りするくらい仲良くなる事ができました(笑)


そんな環境ですので、さまざまな出来事を見聞きすることができるのですが、先日は、建物の出入り口の前でカワセミを2羽拾うという珍しいことがありました。このカワセミはメスの成鳥と若鳥です。写真ではわかりにくいと思いますが、上に写っているのが若鳥で、下に写っているのが成鳥です

普段カワセミが遊んでいるのは、1枚目の写真に枯れた芝生が写っていますが、その奥に小さな用水路があって、そこで遊んでいる個体ですが、恐らく若鳥が侵入してきて、その個体を追い払っているうちに2羽ともガラスに激突して死んでしまったものと思われます

生きている時は宝石のように綺麗なカワセミも、このように死んでしまうとあまり綺麗ではなく、どちらかというと少し哀れな感じに見えてしまいますね