湯島聖堂

昨日から3連休と言うことで、みなさんは秋の良い日を過ごされているかと思いますが、今日と明日は仕事になってしまい、なかなかゆっくりすることもできず、首の調子もイマイチで、あまりテンションは上がっていません
それでも、明日は雨のようなので、行楽に行く予定をしていた方には申し訳ないのですが、僕としては、あきらめがついて良かったです(笑)

さて、表題の聖堂についてですが、先日、お茶の水に用事があり出かけたのですが、その際、少し時間がありましたので、近くにある湯島聖堂に行ってきました

お茶の水と言いますと、大学・病院・教会というイメージを昔から持っていて、湯島聖堂というのも、恥ずかしながら初めて行く場所で、聖堂というその響きからすると、キリスト教が関係する施設とばかり思っていました。○○聖堂とか○○大聖堂などという施設があると、ほとんどはキリスト教関係の教会ですので、湯島聖堂というのも、教会関係の施設であって、近くにたくさん教会があるのも、そのせいだろうとばかり思っていました

頭の中には、ザビエルの顔を浮かべながら湯島聖堂方面へ歩いていきますと、築地塀が見えてきました。さずがは日本人だ。和洋折衷の聖堂なのか・・・・・と思いながら、聖堂の入り口に来ますと、何やら行事予定みたいな表示がでてきたのですが、その行事予定には、「孔子が・・・研究会」「漢学・・・勉強会」「中国・・・講演会」等々とあり、ちょっと腑に落ちない行事名が、そこには書いてあるのです

最近のキリスト教は、中国関係にも力を入れていて、中国人信者でも増やそうと思っているのか・・・さすが、凄いなぁ・・・と思って感心しながら、聖堂の敷地内に入りますと、大きな門が見え、そこには、湯島聖堂の由来やら何やらの説明書きがあり、それを読んでみますと、この聖堂は、徳川綱吉儒学の振興を図るために作ったもので、その後は、徳川幕府により「昌平坂学問所」も併設され、儒学教育の元となったり、近代教育の始まりの場所であったそうなのです。そんなことも知らずに、勝手にキリスト教関係施設と思っていたわけですから、何ともお恥ずかしい事です(笑)

中に入りますと、残念ながら聖堂や孔子廟は修復中と言うことで見学することはできなかったのですが、台湾から寄贈された立派な孔子像だけは見ることができました